東京外かく環状道路の建設工事に先行しておこなわれた発掘調査の出土品を一堂に集めて展示します。特に、日本最古の丸木舟で話題になった雷下遺跡をはじめ、国史跡の堀之内貝塚に隣接する道免き谷津遺跡、国史跡となった北下遺跡などの貴重な出土品を通して、市川の歴史をわかりやすく紹介します。
【期間】 令和元年7月6日(土)から9月8日(日)、月曜休館、月曜と祝日と重なる日(7月15日、8月12日)は開館し、翌火曜休館
【会場】 市立市川歴史博物館 特別展示室
【資料】 日本最古の縄文丸木舟(雷下遺跡)、瓦窯関係遺物、祭祀遺物(北下遺跡)ほか
【費用】 無料
【後援】 千葉県教育委員会、千葉県教育振興財団
【主催】 市川市教育委員会(担当 市立市川考古博物館)
【行事】
(1)講演会1 「市川から発信する新たな縄文文化」
日時 7月13日(土) 13時30分から16時30分(開場12時30分)
場所 全日警ホール(市川市八幡4-2-1、京成八幡駅から徒歩5分、JR・都営本八幡駅から徒歩8分)
講演1「外かん自動車道関連遺跡の発掘概要」蜂屋孝之先生(千葉県教育庁文化財課)
講演2「雷下遺跡の発掘と最古の丸木舟」沖松信隆先生(千葉県教育振興財団)
講演3「縄文人の暮らしと世界観」小林達雄先生(國學院大學名誉教授)
※申込不要、当日先着150人、無料
(2)講演会2 「下総国府の新発見 -下総国府と外かん自動車道の発掘-」
日時 9月1日(日)国府の祭祀と北下遺跡
9月7日(土)国分寺造営と北下遺跡
9月8日(日)国司館と後通遺跡 それぞれ10時40分から12時まで
場所 市立市川歴史博物館 講堂
講師 山路直充(当館学芸員)
※申込不要、各回当日先着60人
(3)ギャリートーク
日時 7月7日、21日、8月4日、18日、9月1日、いずれも日曜日、9時30分から10時30分
場所 市立市川歴史博物館 特別展示室
(4)サテライト展示
市川市中央図書館、行徳図書館(準備中)、道の駅いちかわ、以上3か所で小展示を開催