日本考古学協会は日本最大の考古学関係者の団体であり、今年で設立70周年を迎えました。
その長い歴史のなかでも、加曽利貝塚の発掘と保存の実現は大きなできごとに位置づけられています。
同協会の設立70周年と加曽利貝塚の特別史跡指定1周年を記念して加曽利貝塚の歩みを振り返り、今後を展望する講演会を開催します。
あわせて、写真写真パネルの展示と映像の上映を行います。
1 日時 平成30年11月17日(土)13:30~16:30(開場13:00)
2 場所 千葉市生涯学習センター(千葉市中央区弁天3-7-7)
3 講演会について
(1)講演1「加曽利貝塚発掘調査の歴史」 
講師 堀越正行 千葉市立加曽利貝塚博物館元館長
(2)ロビー展(パネル展見見学、解説等)
「現代史のなかの加曽利貝塚―昭和・平成・そしてこれから―」
(3)講演2「加曽利貝塚保存の歴史」 
講師 西野雅人 千葉市埋蔵文化財調査センター所長

【写真パネルの展示と映像の上映について】
明治時代以降の発掘の様子や、保存運動に関する手紙や文書などの解説パネル役60点を展示。加曽利貝塚のあゆみと、考古学や文化財保護の発展に果たしてきた役割を解説します。
映像は、昭和39年に制作された「千葉市ニュース映画」から、「「加曽利貝塚の発掘調査」「皇太子さま貝塚をご視察」の2本を上映します。
半世紀前に行われた加曽利貝塚の発掘の様子を写映した貴重な映像です。