8月7日(火)に東京国立博物館で2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて縄文文化の魅力を発信する特別対談「縄文 ジョウモン JOMON」を開催しました。

対談者は、縄文研究の第一人者である当会の小林達雄会長(國學院大學名誉教授)とグラフィックデザイナーの佐藤卓さん。
小林会長は「火焔型土器は人類の歴史で最初の立体的造形。ぜひ東京オリンピック・パラリンピックの聖火台に」。佐藤さんは「デザインのルールを守りつつ工夫してきた縄文土器には、クリエーションの基本があります。火焔型土器が聖火台に使われるのは大賛成です」と熱く語り、360人の来場者は熱心に聞き入っていました。

また、対談に先立ち、2018年7月7日公開の映画「縄文にハマる人々」の監督・山岡信貴さんから映画のダイジェスト版を上映していただき、縄文の魅力を語っていただくなど‟縄文にハマった1日”となりました。
■縄文文化発信サポーターズの顧問で俳優・映画監督の津川雅彦さんが8月4日にご逝去されました。津川さんは縄文文化に造詣が深く、その魅力を国内外に向け広く発信する活動にご尽力いただきました。心からお悔やみ申し上げます。
