長野県(茅野市,富士見町,原村,諏訪市,岡谷市,下諏訪町,長和町,川上村)及び山梨県(北杜市,笛吹市,甲州市,甲府市,韮崎市,南アルプス市)が申請をしていました、「星降る中部高地の縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」が、平成30年度、新たに「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されました。
(ストーリーの概要)
日本の真ん中,八ヶ岳を中心とした中部高地には、ほかでは見られない縄文時代の黒曜石鉱山がある。鉱山の森に足を踏み入れると、そこには縄文人が掘り出したキラキラ耀く黒曜石のカケラが一面に散らばり、星降る里として言い伝えられてきた。日本最古のブランド「黒曜石」は,最高級の矢じりの材料として日本の各地にもたらされた。

麓のムラで作られたヒトや森に生きる動物を描いた土器やヴィーナス土偶を見ると,縄文人の高い芸術性に驚かされ,黒曜石や山の幸に恵まれて繁栄した縄文人を身近に感じることができる。

認定の詳細につきましては、下記・文化庁のホームページをご覧ください。
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1405299.html